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月・火・水・金曜日
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午後 14:30~18:30
 
木曜日
午前  9:00~12:30
土曜日
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日曜日
 下肢静脈瘤初診外来・完全予約制
午前  9:00〜11:00
(日曜以外は、初診・再診随時受付)


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木曜日午後、祝日

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〒191-0062
東京都日野市多摩平1-4-19-201
TEL:042-589-3030

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最寄駅:JR中央本線「豊田駅」北口300m(イオンモール多摩平の森向かい)
駐車場:専用駐車場有ります

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逆流性食道炎

逆流性食道炎とは

食道は口から摂った食物を、胃に送るための管です。食道と胃の間には下部食道括約筋によって、通常は閉じられていますが、食物を飲み込んだ際に開いて食物を胃に送り込みます。

下部食道括約筋の働き

これに加えて、食道のぜん動運動(消化管が筋肉の収縮により口から食べたものを肛門側へ運搬していく運動のこと)によって、胃の内容物が逆流してしまっても、すばやく胃へ戻したり、唾液を飲み込むことによって食道に入った胃液を薄めて流すことで、食道が胃液や胃の内容物で傷付かないようにしています。

食道への逆流を防ぐ仕組み

胃では、酸性度の強い塩酸(胃酸)と消化酵素が含まれる胃液が分泌されています。胃液は食物の中に含まれるタンパク質を分解し、おかゆ程度の固さにすることで、小腸で吸収しやすい状態 にします。胃には酸から粘膜を守る防御機能が働いています。しかし、食道にはこの防御機能がないため、何らかの原因で胃酸が食道に逆流すると、食道粘膜は強い酸である胃酸にさらされて炎症を起こします。また、胃酸によって活性化されたタンパク質分解酵素が食道を傷つけます。 逆流性食道炎は、下部食道括約筋など食道を逆流から守る仕組みが弱まるか、胃酸が増えすぎることで、胃液や胃の内容物が逆流し、それが食道の中にしばらくとどまるため、食道の粘膜に ただれや潰瘍が生じ、胸やけや呑酸(どんさん:酸っぱい液体が口まで上がってくること)などの不快な症状が起こります。

食道への逆流を防ぐ仕組み

もともと日本人には少ない病気でしたが、食生活の欧米化やタバコ・飲酒・肥満などの生活習慣の悪化、ストレスにより、近年、患者さんが増えています。

逆流性食道炎の原因

逆流性食道炎の原因となる胃液や胃の内容物の逆流は、食事の内容、肥満、加齢、姿勢などに よって下部食道括約筋等の食道を逆流から守る仕組みが弱まったり、胃酸が増えすぎることで起こります。

脂肪の多い食事、食べ過ぎ

脂肪の多い食事、食べ過ぎ
脂肪分のとりすぎや食べ過ぎによって、何も食べていない時に下部食 道括約筋がゆるみ、胃液が食道に逆流してしまうことがあります。 脂肪の多い食事をとった時に十二指腸から分泌されるコレシストキニ ンというホルモンの働きや、たくさんの食事で胃が引き伸ばされること で、下部食道括約筋がゆるむと考えられています。 脂肪の多い食事は、胃酸を増やすため、胃液の逆流を起こしやすくします。

タンパク質の多い食事

タンパク質の多い食事は消化に時間がかかり、胃に長くとどまるため、胃液の逆流が起こりやすくなります。

生活習慣の悪化

生活習慣の悪化
脂肪分のとりすぎや食べ過ぎによって、何も食べていない時に下部食 道括約筋がゆるみ、胃液が食道に逆流してしまうことがあります。 脂肪の多い食事をとった時に十二指腸から分泌されるコレシストキニ ンというホルモンの働きや、たくさんの食事で胃が引き伸ばされること で、下部食道括約筋がゆるむと考えられています。 脂肪の多い食事は、胃酸を増やすため、胃液の逆流を起こしやすくします。

ストレスの増大

ストレスの増大
ストレスは、食道の働きを弱くします。

加齢

年をとると、下部食道括約筋の働きが悪くなります。また、食道のぜん動運動、唾液の量なども 少なくなるため、逆流した胃液を胃に戻すことができなくなります。

背中の曲がった人

背中の曲がった人
背中が曲がると、おなかが圧迫され、胃の中の圧力が高くなるため、胃液の逆流 が起こりやすくなります。

肥満

肥満
肥満の人は、逆流性食道炎の原因のひとつである食道裂孔ヘルニアになりやす いことが分かっています。また、腹圧が上がることで、逆流しやすくなるともいわれています。

他の病気に使用する薬の影響

喘息、血圧、心臓の病気などに使う薬の中には、下部食道括約筋をゆるめる作用をもつものがあります。

ピロリ菌と逆流性食道炎

感染経路はまだはっきりとはわかってはおりませんが、大部分は飲み水や食べ物を通しじて、人の口から体内に入ると考えられています。上下水道の完備など生活環境が整備された現代日本では、生水を飲んでピロリ菌に感染することはありません。また、夫婦間や恋人間でのキス、また コップの回し飲みなどの日常生活ではピロリ菌は感染しないと考えられています。 ピロリ菌は、ほとんどがが5歳以下の幼児期に感染すると言われています。幼児期の胃の中は酸性が弱く、ピロリ菌が生きのびやすいためです。そのため最近では母から子へなどの家庭内感染が疑われていますので、ピロリ菌に感染している大人から小さい子どもへの食べ物の口移しなどには注意が必要です。

ピロリ菌の関与する病気

ピロリ菌は胃の中に生息する細菌で、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの病気の原因のひとつです。ピロリ菌に感染している人の割合が高い国は逆流性食道炎の患者さんが少ないことが分かって います。これは、ピロリ菌による胃の炎症で、胃酸の分泌が少なくなるためと考えられています。 日本はピロリ菌に感染者の割合が高い国でしたが、衛生環境が改善してきたことで、その割合は 低下してきました。これが近年、逆流性食道炎が増えたことのひとつの原因と考えられています。 一方、ピロリ菌に感染している胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんは薬でピロリ菌を排除する除菌 治療が行われますが、以前はピロリ菌を除菌すると逆流性食道炎になる人が増えるという説が ありました。しかし、最近の研究で、ピロリ菌の除菌によって逆流性食道炎が起こったとしても一時的なものであり、また多くは軽症ですので、胃潰瘍、十二指腸潰瘍の患者さんは、除菌後の逆流性食道炎を気にすることなく、除菌治療を受けることが勧められています。

ピロリ菌について→詳しくはこちら

検査・症状

逆流性食道炎の診断は、問診、内視鏡検査などにより行われます。逆流性食道炎では、胸やけをはじめとしたさまざまな症状が起こります。問診では、症状をしっかり伝えましょう。

逆流性食道炎の問診・検査

逆流性食道炎の診断や治療の効果をみるために以下に示すような問診や検査が行われます。

問診

問診胸やけの診断・治療では、詳しい問診で、患者さんが感じている症状を医師に正しく伝えることがとても重要です。

内視鏡検査

内視鏡検査上部消化管内視鏡(いわゆる胃カメラ)で食道の粘膜の状態を確認する検査です。 びらんや潰瘍がみられるか、重症度はどれくらいかが分かります。重症度の判定には、粘膜の色 調変化およびびらん・潰瘍の大きさや広がりによって判定する「ロサンゼルス分類」がよく使われます

組織の検査

食道の病変が逆流性食道炎によるものか、がんなど他の病気によるものかの区別が難しい場合は、内視鏡検査の時に病変部分の組織をとって、組織学的検査を行います。

酸分泌抑制剤による診断(PPIテスト)

胸やけがあっても内視鏡検査で異常がみられない場合や、内視鏡検査が行えない患者さんに対して、逆流性食道炎や非びらん性胃食道逆流症の治療に使われるプロトンポンプ阻害薬(PPI)を7日間服用して効果をみるものです。この方法で胸やけなどの症状が良くなれば、逆流性食道炎 や非びらん性胃食道逆流症の可能性が高いと診断されます。

症状

逆流性食道炎では胸やけのほかに、呑酸(どんさん:酸っぱい液体が口まで上がってくること)、 胸痛、咳、のどの違和感、不眠などさまざまな症状がみられます。しかし、なかには食道に炎症が起こっていても、あまり症状を感じない患者さんもいます。

胸やけ・呑酸(どんさん)

胸やけ・呑酸(どんさん)胃液や胃の内容物が食道に逆流すると、胸のあたりに焼けるような不快な感じがする胸やけが起こります。また、酸っぱい液体が口まで上がってきてゲップがでる「呑酸(どんさん)」という症状が現れることもよくあります。ひどい時は吐いてしまうこともあります。

胸の痛み

胸の痛み胸がしめつけられるような、狭心症に似た痛みを感じることがあります。

咳、喘息

咳や喘息が起こることがあります。逆流した胃液が、のどや気管支を刺激したり、食道の粘膜を 通して神経を刺激したりして起こると考えられています。 逆流性食道炎の治療を行うと、喘息の症状が改善する患者さんもいます。

喉の違和感、声がれ

逆流した胃液で、のどに炎症が起こり、違和感や痛みを感じることがあります。ひどくなると食べ 物が飲み込みづらくなったり、声がかれたりすることもあります。

逆流性食道炎セルフチェック

他の病気との関係

逆流性食道炎にみられる胸やけや胸の痛みなどの症状は、がんや心臓の病気でも起こることがあります。 また逆流性食道炎を治療せずにいると、バレット食道などの合併症を引き起こすこともあります。

逆流性食道炎と似た症状がある他の病気

狭心症

狭心症狭心症とは、心臓の細胞に血液を送る血管に動脈硬化が起こって血液の 供給が十分にできなくなって起こる病気です。狭心症の発作と逆流性食道炎で起こる胸の痛みは似ているため、注意が必要です。

食道がん

逆流性食道炎による食道粘膜のびらんや潰瘍と、食道がんの病変は、見分けがつきにくいことがあります。胸やけなどの症状がある時には、内視鏡検査や組織の検査を受け、食道がんと区別を行うことが必要です。

合併症

バレット食道

バレット食道とは、食道の粘膜の表面にある「扁平上皮」という組織が変質し、胃の粘膜に似た「円柱上皮」という組織に置き換えられてしまう病気です。これは胃の内容物の逆流が繰り返されることで起こると考えられており、逆流性食道炎の合併症といえます。欧米では、バレット食道が、食道がんにつながる危険性があると考えられています。日本人では、今のところ食道がんとの関係ははっきり分かっていませんが、定期的な検査が勧められます。バレット食道を予防するためには、逆流性食道炎をきちんと治療することが大切です。

睡眠障害

なかなか眠れない、夜中に何度も目を覚ますといった睡眠のトラブルに悩まされている方もいます。これは、寝ると、胃酸が逆流しやすくなり、胸やけや呑酸といった症状が起こりやすくなるためです。

治療

逆流性食道炎は生活習慣の改善と薬物療法が治療の中心です。多くの方は、これらの治療で食道の炎症や症状は良くなりますが、まれに手術や内視鏡を使った治療が必要になる方もいます。不快な症状から解放され、再発しないようにするために、医師の指示を守って治療していきましょう。

生活習慣の改善

逆流性食道炎の治療でまず大切なのは、食事、姿勢、服装など、逆流性食道炎を起こす生活習慣を変えていくことです。

生活習慣の改善

禁煙外来→詳しくはこちら
禁煙外来

薬物療法

薬物療法生活習慣の改善だけでは、症状を完全になくすのは難しいため、 多くの患者さんは生活習慣の改善とあわせて薬による治療を行います。薬による治療を始めると、多くの方では、すみやか に症状はなくなります。ただ、症状がなくなっても、食道の炎症、 びらん、潰瘍はすぐに治るわけではありませんので、しばらく は薬を飲み続ける必要があります。また、現在使われている 薬では、胃から食道への逆流を根本から治すことはできないため、治癒した後に服薬をやめると再発する方が少なくありません。そうした方では、薬を長い間飲み続ける治療(維持療法)も行われます。 食道の炎症やびらん、潰瘍の程度が軽く、胸やけなどの症状もときどきしか起こらないような方では、症状がある時だけ服薬する治療が行われることもあります。

治療薬について

手術

手術
生活習慣の改善や薬で効果がなかった時、再発を繰り返す時には、手術を行うことがあります。 最近は、内視鏡の一種である腹腔鏡を使った手術が増えてきています。

機能性消化管障害