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午後 14:30~18:30
 
木曜日
午前  9:00~12:30
土曜日
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 下肢静脈瘤初診外来・完全予約制
午前  9:00〜11:00
(日曜以外は、初診・再診随時受付)


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木曜日午後、祝日

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〒191-0062
東京都日野市多摩平1-4-19-201
TEL:042-589-3030

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大腸がん

大腸がんとは


大腸がんは食生活の欧米化した日本では増加傾向にあります。大腸がんには直腸がんと結腸がんがありますが、特に結腸がんが急速に増加しています。動物性の脂肪を摂ると、消化を助けるために胆汁酸が多く分泌されます。脂肪の消化の際に発生する物質のなかに発がん物質があり、大腸の粘膜にがんが発生すると考えられています。大腸も他の消化器器官と同じように内側は粘膜で覆われ、その下は4つの層で構成されています。大腸にできるポリープの1つで腺腫(せんしゅ)とよばれる良性の腫瘍が粘膜にできることがあります。大腸がんの多くはこのポリープが深く関係しているといわれています。粘膜から直接発生する平坦型や陥凹(かんおう)型のがんもありますが、発がんの経緯はわかっていません。日本人では、大腸がんができやすい部位は直腸とS状結腸で、全体の約70%をしめています。直腸は大腸の全体の約10%を占めますが、全大腸がんの約50%が発生するほどがんができやすい場所です。2番目に多いのは便が長い間貯留しているS状結腸です。大腸がんにかかる割合は、50歳代から増加し始め、高齢になるほど高くなります。大腸がんの罹患率、死亡率はともに男性の方が女性の約2倍と高く、結腸がんより直腸がんにおいて男女差が大きい傾向があります。大腸がんでは、直系の親族に同じ病気の人がいるという家族歴は、リスク要因になります。特に、家族性大腸腺腫症と遺伝性非ポリポーシス性大腸がん家系は、確立した大腸がんのリスク要因とされています。生活習慣では、過体重と肥満で結腸がんリスクが高くなることが確実とされています。また、飲酒や加工肉(ベーコン、ハム、ソーセージなど)は大腸がんのリスクとされています。

大腸がんの症状

大腸がんの代表的な症状は、血便、便通異常(便秘、下痢)、腹痛です。
早期がんは2センチ以下の小さながんがほとんどで、自覚症状もないことが多く、肛門出血に気づいて検査するか、定期健診で見つかるケースが増えています。進行大腸がんではがんの部位、大きさにより様々ですが以下のような症状があらわれます。

結腸がん

盲腸と上行(じょうこう)の直腸のがん

腸の内径が太く便通の異常がおこりにくいこと、この場所の便は液状であること、出血しても排便 までに時間がかかるため、発見しにくい傾向にあります。発見されたころにはがんが大きくなり、腹部のしこり(腹部腫瘤:ふくぶしゅりゅう)や、出血による貧血がおこり、全身倦怠感が出始めて気づくこともあります。この様な状態の時は、がんで内腔が狭くなっており、腹部膨満感や無理に内容物を出そうとした結果、腹痛などの症状があらわれます。

下行(かこう)結腸やS状結腸のがん

がんにより内腔が狭くなると、便が通過しにくくなり便秘と間歇(かんけつ)的な下痢などの便通異常がみられます。腹痛や腸閉塞(ちょうへいそく)(便とガスがでない)のような症状になることもあります。肛門に近い部位なので血便で発見されることも多いです。

直腸がん

直腸がん
出血は便に血液が付着して発見されることが多く、比較的鮮血に近い状態です。がんで直腸内が狭くなると、便が細くなったり、排便した後も残便感が残ります。これは便が排泄された後もがんがあるために便意をもよおすからです。

大腸がんの検査

便潜血検査

大腸がんでは、大腸粘膜にできたがんに便が接触し、出血するため、便に血液が混ざる特徴があります。便潜血(べんせんけつ)検査はこの出血を見つける検査です。自覚症状がない早期にがんを発見できる検査法として、健康診断などで広く行われています。

直腸指診、肛門鏡検査

直腸指診はゴム手袋をして麻酔ゼリーをつけ、肛門から10センチ程度までの直腸内を触診するものです。肛門鏡検査は長さ約10センチの金属筒状の肛門鏡を挿入し、直腸内を直接観察するものです。

注腸検査

肛門からバリウム溶液と空気を入れて膨らませ、大腸にバリウムを付着させ、X線写真を撮る方法で、様々な大腸疾患の診断に役立っています。大腸の形、大きさ、内径、位置、粘膜の様子から大腸の全体像を診断できます。正常な大腸はその輪郭が滑らかな曲線を描きます。これに対して、腫瘍があると腸管の壁が変形していたり、粘膜のひだや模様の異常を見つけることができます。注腸X線検査の欠点として、盲腸や直腸、S状結腸の病変で腸の重なりのある場合やバリウムがたまっていると病変を見逃す危険があります。

大腸内視鏡検査

内視鏡検査はファイバースコープや先端に CCD(固体撮影素子)を搭載した電子スコープを用いて、直接、消化器粘膜を観察する方法です。内視鏡検査は病巣(びょうそう)部を直接観察できることが大きな特徴です。主病巣の位置や大きさだけでなく、病巣の拡がりや表面の形状(隆起 (りゅうき)や陥凹(かんおう))、色調などから、病巣の数やある程度の深達度(しんたつど)が判断できます。狭帯域光観察(NBI)といい、発見困難な凹凸のない病巣の血管紋様から腺腫と癌を鑑別することができます。もう1つの内視鏡検査の大きなメリットは、直接細胞を採り(生検:せいけん)、病理(びょうり)検査ができるため、病気の判定に役立っています。大腸内視鏡検査では、約1日分、便秘の方で2~3日分の便が腸内にたまっているため、事前に腸内を空にしなくてはなりません。通常当日に下剤を服用し、腸管洗浄液で腸のなかの残留物をきれいに洗い流します。肛門から大腸内視鏡を挿入し、腸粘膜表面の様子をモニターで観察します。大腸がん、大腸ポリープ、大腸炎などの疑いがあれば、一部を採取し組織検査をします。進行型大腸がんの約80%は潰瘍型なので、潰瘍とそれを囲む堤防様にがんができていることが発見できます。

大腸がんの治療

手術

手術大腸進行がんの第一の治療法は、外科的にがん細胞を取り去ることです。今日では、早期がんは開腹手術せずに大腸内視鏡で取り去ること(摘除:てきじょ)ができるようになり、早期大腸がん全体の約60%は内視鏡による治療を行うようになりました。しかし、大腸内視鏡で 摘除できないないがんは、深達度(しんたつど)、リンパ節への転移、遠隔転移(大腸がんの場合は肝臓と肺に転移する傾向)の3つの状態に基づいて切除範囲を決め、開腹手術を行います。

化学療法(抗がん剤)

大腸がんに対する抗がん剤は、注射・点滴薬のほかに、飲み薬もいくつかの種類が用いられています。近年の研究開発の成果で、新しいお薬も用いられるようになってきましたし、これらを含めたお薬の新しい組み合わせも考案されています。

放射線治療

放射線治療については、脳転移による症状や骨転移による痛みを軽減する為に行われますが、 一般的には、大腸がんそのものを治療する為に用いられることはありません。

大腸がんの予防法

大腸がんは、その発生に食生活の内容が大きな影響を与えると考えられています。
予防対策としては、以下の2つをおすすめします。

洋食中心から和食中心に

歴史的に、農耕民族であるわれわれは、動物性蛋白や脂肪の摂取は少なく、かわりに食物繊維を多く摂取してきました。いわば、カロリーは少なく、線維成分が多い食事だったわけですが、これが、大腸がんが少なかった要因ではないかと考えられています。近年、ライフスタイルの西洋化にともなって、洋食が増えてきましたが、洋食は、逆に、動物性蛋白や脂肪が多く、食物繊維が少ない食事です。脂肪が多いと過酸化脂質に変化し、これらが腸内に滞留することも大腸がんの遠因になると考えられています。肉より魚、魚より大豆、洋食より和食、といったことを心がけることが大切です。

禁煙

喫煙と大腸がんの発生も密接に関係しているといわれています。食後の一服が止められない、という気持ちにお別れして、適切な禁煙治療を行っていくことは、大腸がん予防にとっても非常に効果的です。1人で禁煙を行う自信がない方は、医師が禁煙の指導をしてくれる禁煙外来などに相談してみても良いでしょう。