予約
予約システム

当院では10:30以降の診療について予約が可能となっております。

患者様の待ち時間を少しでも短縮できればと考えておりますので是非ご利用下さい。

ダウンロードはこちら
問診票ダウンロード ダウンロードはこちら

PDFを開くには、Adobe Readerが必要です。お持ちでない方はこちら >> インストール(無料)


診療時間
月・火・水・金曜日
午前  9:00~12:30
午後 14:30~18:30
 
木曜日
午前  9:00~12:30
土曜日
午前  9:00~13:00
日曜日
 下肢静脈瘤初診外来・完全予約制
午前  9:00〜11:00
(日曜以外は、初診・再診随時受付)


休診
木曜日午後、祝日

アクセス

〒191-0062
東京都日野市多摩平1-4-19-201
TEL:042-589-3030

アクセスマップ

最寄駅:JR中央本線「豊田駅」北口300m(イオンモール多摩平の森向かい)
駐車場:専用駐車場有ります

下肢静脈瘤専門サイト 森末クリニック

ホスピタ

医療掲示板

求人募集

知って為になる下肢静脈瘤クイズ

お通じ110番クイズ

むくみま専科クイズ

ホネから元気

骨粗鬆症

骨粗しょう症とは

骨粗しょう症骨粗しょう症は、骨強度(骨の強さ)が低下し、骨折しやすくなる骨の病気です。
骨粗しょう症になると、鬆(す)が入ったように骨の中がスカスカの状態になり、骨がもろくなってしまいます。その結果、わずかな衝撃でも骨折をしやすくなります。私たちの骨は18歳頃をピークに、年をとるごとに少しずつ骨量が減少していきます。骨量(=骨密度『カルシウムの量』)の減少が通常より2~3割も減り、骨の構造が弱くなりその結果骨折を起こしやすくなった状態を骨粗しょう症というのです。そのため、予防にあたっては「骨密度」を中心に考えられていました。
しかし最近の研究から、骨量が平均より多いのに大腿部骨折などを起こす骨粗しょう症があることが分かり、その原因を調べると、人によって「骨質(こつしつ)」に違いがあることが明らかになって来たのです。私たちの骨の成分といえば、カルシウムをすぐに連想しますが、それだけでなく、コラーゲンというタンパク質との組み合わせによってできています(※1)。コラーゲンは美容に関係ある物質として知られていますが、実は骨の強度を支える重要な物質でもあるのです。
私たちの骨の構造を鉄筋コンクリートの建物に例えると、カルシウムはコンクリートに当たり、コラーゲンは鉄筋に当たります。建物は、コンクリートの量だけを増やしても、丈夫になりません。鉄筋で強化することで、はじめて頑丈になります。
それと同じように、骨を強くするにはカルシウムで骨量を増やすだけでなく、コラーゲンで骨質を高めることが必要なのです。
つまり、「骨量(骨密度)+骨質=骨の強さ」ということになります。 そこで、骨粗しょう症の定義は「骨強度が低下し、骨折しやすくなる骨の病気」とあらためられ、「骨強度」には骨密度が70%、「骨質」が30%関係していると説明されるようになりました。
つまり骨粗しょう症は、骨密度の低下と骨質の劣化、その両方が影響しあって骨折リスクが高まる病気といえます。

(※1)骨の構造は、リン酸カルシウムの1種であるアパタイトと、コラーゲン線維とが規則正しく並んだ形をしています。カルシウムなどのミネラル類とコラーゲンとの比率(体積)は、ほぼ50%ずつです。

骨粗しょう症は、がんや脳卒中、心筋梗塞のようにそれ自体が生命をおびやかす病気ではありません。しかし、寝たきりの原因の第1位が脳卒中、第2位が老衰、第3位が骨粗しょう症による骨折であり、骨粗鬆症により要介護状態になる人は少なくありません。要介護状態になると、QOL(生活の質)は著しく低下してしまいます。

生涯を健康で充実した状態で過ごすためには、血圧やコレステロール値を気にするのと同じように骨強度にも気をかけ、定期的に検診を受けましょう。

骨の働きと骨粗しょう症の原因

骨は硬いので一度作られると変化しないようにみえますが、実は古くなり劣化した骨はメンテナンスされて新しい骨へと生まれ変わっているのです。これが骨の新陳代謝です。また、「骨のリモデリング(骨改変)」ともいいます。
骨のリモデリングは、古くなった骨を溶かす破骨細胞と、新しい骨をつくる骨芽細胞の働きによって営まれています。破骨細胞が骨を溶かすことを骨吸収、骨芽細胞が新しい骨をつくることを骨形成といいます。
骨吸収が数週間続いたあと、数カ月にわたって骨形成が行われ、溶けた部分に新しい骨が埋められていきます。骨のもとになるカルシウムの摂取不足や、身体が老化し骨を作るためのホルモンが不足してくると、骨を作る量よりもこわす量の方が多くなります。また、女性は閉経後、女性ホルモンのエストロゲンの分泌量が急速に減少します。エストロゲンの分泌量が減ると骨吸収が異常に高まり、骨形成が追いつかなくなります。つまり、骨吸収によって溶けてしまった部分を新しい骨で埋めることが間に合わなくなり、スカスカの状態の骨になってしまうのです。
閉経後の女性に骨粗しょう症が多いのはそのためで、骨粗しょう症の患者さんは男性に比べて圧倒的に女性に多く、その数は3倍ともいわれています。

骨粗しょう症有病率の性・年代別分布

骨をつくるのに必要なカルシウムは、腸から吸収されて骨に取り込まれますが、年を取ると腸から のカルシウム吸収が悪くなってしまうのも骨密度低下の原因の1つです。また、骨はカルシウムの貯蔵する役割ももっています。血中のカルシウム量は骨に比べるとごくわずかですが(人体中のカルシウム量の1%)これを一定にたもたなければ生命の維持に必要な心臓や脳が正常に働かなくなります。そこで、食事中のカルシウムが不足すると不足分を骨から取り出して血中のカルシウム濃度を一定に保とうとする働きがおこります。カルシウムをいつも骨から取り出している状態が続くと、骨のカルシウム量すなわち骨量が減少して骨粗しょう症になります。また、骨に貯蔵されているカルシウムが大量に血液中に放出され、血管壁に沈着すると、血管が石灰化し動脈硬化がおこります。このように骨粗鬆症の人は動脈硬化も進行しまうのです。
また、特定の病気や、服用している薬が原因となって骨強度が低下する病気を続発性骨粗しょう症といいます。
原因となる病気としては、副甲状腺機能亢進症などの内分泌疾患、関節リウマチのほか、動脈硬化やCKD(慢性腎臓病)、COPD(慢性閉塞性肺疾患)、糖尿病などの生活習慣病で頻度が高いとされています。
これらの病気では、骨代謝に影響を及ぼすホルモンが不足したり、骨形成に必要な細胞などに異常が起こったりして骨量が減るものもありますが、骨の中に骨質を劣化させる物質が増えて骨がもろくなってしまうものもあります。
薬の副作用による骨粗しょう症では、代表的なものにはステロイド薬の長期服用があります。

骨粗しょう症

骨粗しょう症

骨粗しょう症は自覚症状の乏しい病気です。背中が丸くなる、身長が縮むといった症状は徐々に起こるためなかなか病気であると気がつきません。したがって、気がついたときには病状がかなり進行していたということも少なくありません。年を取れば誰でも骨粗しょう症になる危険性が高くなりますが、適切な治療でその進行をくい止めることができます。
明らかに身長が縮んだ、背筋が丸くなってきたなどの症状があれば、医師への相談をおすすめします。4cm以上身長が縮んだ人は積極的に検査を受けることが推奨されています。

骨粗しょう症の検査と診断

骨密度の測定

骨密度とは、骨の強さを判定するための尺度の1つです。骨密度の測定法には次のようなものがあります。

DXA(デキサ)法

DXA(デキサ)法エネルギーの低い2種類のX線を使って測定。全身のほとんどの骨を測ることができます。腰の骨(腰椎)や太もものつけ根(大腿骨近位部)の骨密度を正確に計測できます。

超音波法

超音波法かかとやすねの骨に超音波をあてて測定します。

MD(エムディ)法

MD(エムディ)法X 線を使って、手の骨と厚さの異なるアルミニウム板とを同時に撮影し、骨とアルミニウムの濃度を比べることによって測定します。

当院では超音波法を行っております。

身長測定

身長測定25歳のときの身長と比べどのくらい縮んでいるかは、骨粗しょう症の指標になります。

血液検査・尿検査

骨代謝マーカーという検査により、骨の新陳代謝の速度を知ることができます。骨代謝マーカーは血液検査、尿検査によって測定されます。骨吸収を示す骨代謝マーカーの高い人は骨密度の低下速度が速いことから、骨密度の値にかかわらず骨折の危険性が高くなっています。
この検査は、骨粗しょう症を他の病気と区別するためにも行われます。
診断の決め手となるのは、骨密度と骨のもろさ、転倒やちょっとした衝撃で生じた骨折「脆弱性(ぜいじゃくせい)骨折」があるかどうかの3つです。脆弱性骨折には、本人が自覚していない間に生じる骨折もあり、診断のためにはレントゲン検査が必要となります。

骨密度の基準

骨密度の正常値は、成人(20~44歳)の平均値をもとにしています。

基準の 80%以上:正常

70~80%:骨量減少(要注意)

70%未満 :骨粗しょう症

レントゲン検査の結果

背骨(胸椎・腰椎)のX線写真で、骨粗しょう化や脆弱性骨折がはっきりと見られれば骨粗しょう症です。

骨粗しょう化が疑われるという程度の場合は、骨量減少という診断になります。

脆弱性骨折の有無

骨がもろくなったときに起こる脆弱性骨折が認められれば、骨密度の値が骨量減少のレベルであっても、骨粗しょう症と診断されます。

骨粗しょう症の治療

骨の新陳代謝のバランスを整えることが骨粗しょう症対策のポイントです。骨粗しょう症の発病には、加齢や閉経以外にも食事や運動の習慣などが深く関わっています。そのため骨の生活習慣病とも呼ばれ、食事療法や運動療法も骨粗しょう症の予防には欠かせません。しかし、骨粗しょう症と診断された場合には薬が治療の中心となります。骨粗鬆症の治療は、医師の指示にしたがって、根気よく続けましょう。なぜなら、一時的に症状がよくなっても、病気が治ったわけではないからです。治療をやめると、また悪くなることがあります。

骨粗しょう症の薬の種類

骨粗しょう症の治療薬は、作用によって次の3種類に分けられます。
1.腸管からのカルシウムの吸収を促進し、体内のカルシウム量を増やす薬

= 活性型ビタミンD3製剤

2.骨の形成を促進する薬

= 活性型ビタミンD3製剤、ビタミンK2製剤、テリパラチド(副甲状腺ホルモン)

3.骨吸収を抑制する薬

= 女性ホルモン製剤(エストロゲン)、ビスフォスフォネート製剤、SERM(塩酸ラロキシフェン)、カルシトニン製剤

薬物療法と併用する日常生活の改善

食事

骨密度を低下させない食事療法

カルシウム、ビタミンD、ビタミンKなど、骨密度を増加させる栄養素を積極的に摂り、骨を丈夫にするのが骨粗しょう症の食事療法です。カルシウムとビタミンDを同時に摂ることで、腸管でのカルシウム吸収率がよくなります。とくに骨吸収を抑制するビスフォスフォネートやSERM製剤では、食事によってカルシウムとビタミンDを摂ることにより、骨形成が促されますので、食事療法は骨密度増加の鍵となります。また、タンパク質の摂取量が少ないと骨密度の低下を助長しますので、食事量が少なくなりがちな高齢者の方は注意しましょう。また、骨質を高めるには、ビタミンB6、B12、葉酸が効果的です。(ビタミンB類は一般に、一緒に取ると相乗効果があります)よって、栄養やカロリーのバランスがよい食事を規則的に摂るのが、食事療法の基本となります。

骨密度を低下させない食事療法

運動

骨密度を低下させない運動療法

運動不足は骨密度を低下させる要因です。骨にカルシウムを蓄えるためには、「体重をかける」ことが大事。日常生活のなかで階段の上り下りや散歩などを取り入れ、運動量を増やすだけでも効果があります。
骨密度の低下防止にとくに有効な運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどです。

骨を強くする体操

骨を強くする体操片足立ち(フラミンゴ体操)
フラミンゴのように片足で立ちます。壁やテーブルにつかまりながら行ってもOK。
体重を片足に乗せ、負荷を与えることにより骨を強くする効果があります。

背筋を伸ばす運動(1)

骨を強くする体操壁から20~30cm離れて立ち、壁に沿って両手をできるだけ上の方にのばします。

背筋を伸ばす運動(2)

骨を強くする体操頭のうしろで手を組み、両肘をできるだけうしろのほうに引き、胸を開きます。

転倒を防ぐ運動(1)

ふくらはぎとアキレス腱のストレッチ

(1)前に出した方の足の膝を曲げて体重をかけていき、後ろの方の足のふくらはぎを伸ばします。

(2)続いて後ろの方の足の膝を曲げ、アキレス腱を伸ばします。

(片足30~40秒ずつ左右行います)

転倒を防ぐ運動(1)

転倒を防ぐ運動(2)

足の付け根の筋肉ストレッチ

かけっこのスタートのときの姿勢からさらに片足を後ろに伸ばし、膝を床につけるような気持ちでゆっくり腰を低くします。

転倒を防ぐ運動(2)

丈夫な骨を保つために-骨粗しょう症予防

丈夫な骨を保つために-骨粗しょう症予防加齢に伴い骨密度は減少します。女性は閉経後、急激に骨密度が減りますが、高齢になってからも十分な骨密度を保つためには、カルシウムを十分に摂取するとともに、カルシウムの吸収を促す栄養素を食事に取り入れましょう。また、適度な運動が骨代謝を盛んにし、骨を強くするのに有効です。
また、転倒には気をつけましょう。転ぶ場所としては、家の中では居間、外では平らな道が一番多くなっています。なれた場所やなんでもないところでちょっとつまづいたり、滑って転んでしまうのです。対策としては転倒の原因になる病気(足の痛みや白内障、めまいなど)をできるだけ治すこと、眠気やふらつきを起こす薬を飲んでいるときは特に夜間お手洗いの時に気をつけること、運動をして筋力をつけること、家の中の整理 整頓や歩きにくい服を着ないなどがあげられます。

食事

骨の材料となるカルシウム、骨代謝を盛んにするビタミンD、骨の形成を促すビタミンKを十分に摂り、また食事全体の栄養バランスやカロリー量にも配慮しましょう。高齢になると、食の好みが変わったり、小食になったりしてタンパク質の摂取量は不足する傾向がありますが、タンパク質も骨の材料となり骨を丈夫にしますので意識して摂取しましょう。

運動

運動不足は骨密度を低下させる原因になります。骨密度低下を防止し増加させる運動は、ウォーキング、ジョギング、エアロビクスなどです。体重をかける運動が骨密度増加のために有効です。特別なことをしなくても、エレベータやエスカレーターを使わずに階段の上り下りをする、適度に太陽光を浴びながら散歩を楽しむといったことでも十分に効果があります。筋肉もきたえられ、身のこなしが良くなると、転びにくくなり、骨折の防止にもつながります。ただし、自分に合った運動を心がけ、無理をしないようにしましょう。
適度に日光に当たるようにすると、骨の吸収を良くするビタミンDが活性化され、強い骨を作るのに役立ちます。

若い方の予防

骨粗しょう症の予防には、若いうちからの対策が欠かせません。思春期に高い骨密度を得ておくと、たとえ中高年になって骨密度が低下しても、実際に骨折するリスクを減らせるからです。
日本人女性を対象とした研究では、骨密度が18歳でピークに達することが明らかとなりました。となると、増加のスパートはそれ以前の時期にかかるため、10代前半から骨密度を意識した生活を送ることが重要となります。
将来の骨粗しょう症予防に必要なのは、バランスのとれた食事と積極的な運動です。思春期を過ぎた頃になると偏食やダイエットで痩せようとして栄養が偏りがちですが、食習慣の乱れは健康や発育の面でも悪影響をおよぼします。積極的なカルシウム摂取を意識し※、バランスの良い食事を心がけましょう。
運動については、中学・高校時代のクラブ活動などでの運動が、その後の骨密度に良い影響を及ぼすことが明らかとなっています。つまり若いうちに、日常的に強度の高い荷重運動を行うと強い骨がつくられるということです。
このような若いうちからの骨粗しょう症対策は、将来、骨粗しょう症に限らず多くの生活習慣病を予防するためにも役立つでしょう。
※成人女性におけるカルシウム摂取の推奨量は600~650mg/日ですが、12~14歳では800mg/日と多めに設定されています。
若い方の予防

中高年の方の予防

中高年における骨粗しょう症の予防では、閉経後の骨量減少を食い止めることが重要です。まずは、適正な体重を維持しましょう。体格指数(BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m))が低い人では骨折リスクが高まるため、やせ(低体重)を防止、改善することが推奨されています。また、食事や運動、嗜好品(たばこやアルコール)などの生活習慣も骨粗しょう症に影響を及ぼすことが分かっています。カルシウムやビタミンD、ビタミンK、たんぱく質などを中心にバランスの良い食生活を心がけ、ウォーキングなどの運動を日常的に行いましょう。喫煙や常習的な飲酒は骨折リスクを高めるため、禁煙をし、また過度の飲酒を控えることも、骨粗しょう症予防には効果的です。
こうした骨粗しょう症の予防対策は、中高年になってからでも決して遅くはありません。より良い生活習慣を取り入れて、骨粗しょう症と骨折の予防に役立てて下さい。

タバコやお酒もひかえましょう!〜思い切って禁煙〜

喫煙は、胃腸のはたらきを抑え、カルシウムの吸収を妨げます。特に女性の喫煙は女性ホルモンの分泌を減少させるので、やめるのが望ましいでしょう。
お酒には利尿作用があるため、飲みすぎると必要なカルシウムまで排泄されてしまいます。そのうえ、腸からのカルシウムの吸収も妨げてしまいます。
タバコやお酒もひかえましょう!〜思い切って禁煙〜