花粉症

投稿日:2011年3月17日|カテゴリ:院長コラム

憂鬱な花粉症の季節が参りました。関東地方では花粉によるアレルギーを引き起こす原因植物の代表はスギであり、2〜4月が花粉飛散時期で花粉症全体 の70%を占めているといわれています。他は4〜5月がヒノキ、6〜8月はカモガヤなどのイネ科、8〜10月はブタクサやヨモギなどの雑草類による花粉症 が引き起こされます。

1.予防
外出時にはマスクとメガネの着用が勧められますが、とくにマスクは吸い込む花粉を半分以下にすることが出来ます。またコンタクトレンズを使用している人は、花粉がレンズと結膜の間で擦れるので花粉飛散時期だけでもメガネに替えた方が良いでしょう。
服装は毛織物による上着よりも、表面がすべすべした綿やポリエステルなどの化学繊維の方がより花粉が付着し難いです。帰宅後は上着を玄関ではたいた後にう がい・洗顔・洗髪を行うことにより、のどに流れたりや頭についたりしている花粉を除去しましょう。また、気道の粘膜傷つけるタバコは花粉症を悪化させるこ とがあります。

2.治療
根治療法としては減感作療法があげられますが、対症療法としては抗ヒスタミン薬や抗ロイコトリエン薬などの内服や点眼・点鼻薬が用いられます。鼻アレル ギー診療ガイドラインでは一日平均のくしゃみ回数や鼻をかむ回数が11回以上であったり、鼻閉のため口呼吸しなくてはならない時間が一日の大部分を占める ようであれば重症とされています。くしゃみ、鼻漏には抗ヒスタミン薬、鼻閉には抗ロイコトリエン薬が用いられることが多いですが、いずれも初期より連続し て内服すると効果が向上します。花粉飛散時期や症状が起こりはじめた段階より対処しはじめると良いようです。