下痢

投稿日:2010年8月9日|カテゴリ:院長コラム

発病から2週間以内とされる急性下痢の90%は感染性です。
冬はノロなどのウイルス性が多いのに対して、夏は細菌性(腸管出血性大腸菌、カンピロバクター、サルモネラなど)が主体です。なるべく生食をさけ、冷蔵庫の温度設定、まな板等の手入れをこころがけましょう。
途上国に出かける方は、旅行先では生もの、生水は摂らず、とくに手洗いをしっかりする配慮が必要です。
発病した際は消化の良い食事とともに水分補給を充分に行い、回数が多い場合は止痢剤、抗菌剤を服用しましょう。(事前に処方する場合は保険外となりますが、途上国に出かける方は、抗生剤と乳酸菌製剤を携帯されると良いでしょう。)
一方、1か月以上つづく慢性下痢の原因には、大腸がん、炎症性腸疾患、甲状腺機能亢進症などが含まれており検査を必要とする場合があります。